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表題
縄文時代の昔より日本人は麻に親しんできました。
その長い歴史の中では多くの伝統文化、伝統工芸が生まれ
引き継がれてきました。
神道など伝統的なセレモニーにおける象徴としても用いられ、
日本人の生活にとって精神性の根幹より深く関わってきました。
しかし、化学繊維の導入や大変な重労働、
それらに戦後の大麻取締法の厳しい免許制度が加わって
今や麻の伝統文化はその姿を消そうとしています。
日本麻協会では日本の貴重な先人たちの知恵、
麻の伝統文化の保存を応援します。
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目次

美麻村「麻の館」 へジャンプ
奈良晒 へジャンプ
雫石 亀甲織 へジャンプ
近江上布 へジャンプ
開田のタイマ布 へジャンプ
甲津原のタイマ布 へジャンプ
朽木のタイマ布へジャンプ


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各地の伝統文化

美麻村「麻の館」より

長野県北安曇郡の美麻村はその名のとおり美しい麻の村、「山中麻」の産地として有名なところでした。
大麻の裁培は古く、弥生時代にさかのぼります。現在でも大和朝廷に献上した麻布が正倉院に残っています。
しかし、時代の流れの中、1999年現在栽培者は一人もいなくなってしましました。
美麻村では「麻の館」にて麻産業と麻文化を保存しています。


月ヶ瀬村 奈良晒

奈良晒の起源は明らかではありませんが、「多聞院日記」(天文18年−1549−)に晒
関係の記事が見られ、室町時代には
社寺の注文により生産が行われていたようです。
昭和54年3月「奈良晒の紡績技術」が、
奈良県無形文化財に指定され、月ヶ瀬村においても昭和55年度村指定が行われました。
その後、奈良晒の維持・保存を目的とする「月ヶ瀬村奈良晒保存会」が結成され、その保存に努力されています。


しずくいし亀甲織

岩手県岩手郡にある雫石町では自家衣服としてお姑さん、お嫁さんがそれぞれ自分の麻畑(オツボ)を持ち大切に生産していました。
亀甲織りは、江戸時代、武士階級だけが着用を許された織物で、通気性に富むことから「汗はじき」と呼ばれ、極上の肌着として珍重されました。
今では、種から収穫、織物、製品に至るまでを一貫して行っているのは全国でも雫石の「しずくいし麻の会」だけとなってしまいました。


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